昔は串本に店を出して船も持ってやっていましたので古巣へ里帰りの感覚です。
いや~懐かしいな~。
1本目は吉右衛門と言うポイントへエントリー。ツノダシがお出迎えです。
モンガラカワハギです。
この模様どうですか?何の模様かわかりますか?
お腹の模様は下から水面を見上げた時の光彩の模様になっています。
これにより下から狙ってくる敵には擬態になっていて見つかりにくいのです。
そして背中の模様は水面から水底を見た時の光彩模様になっていて上からの敵にも擬態になっている訳です。自分で自分の姿が見える訳でもないのに何千年も掛かってこの模様に進化したなんて本当に不思議です。
穴の中にはキンメモドキがいっぱい群れていました。
キンメモドキの群れの中でオトヒメエビのクリーニングを受けているアザハタ。
ウミシダの中にはコマチコシオリエビとマクロも充実です。
マクロを撮影していたら今度はアオウミガメの高校生くらいのに遭遇。
ダイバーには全く無関心で全然逃げません。
5分くらいずっと一緒に泳いでいました。至福のひと時です。
カメさんとのランデブーを終えてエキジット。
休憩をはさんで2本目は住崎へエントリー。
ダイビング開始早々にヘダイ?と思しき群れに巻かれました。
岩陰にはキイロイボウミウシや
キイロウミウシ(白いけど)などが見られました。
さてこれは何でしょう?
答えはクマノミの卵です。
かなりアップで撮っています。
金色の粒々は成長してきた目玉です。
この目が見えてくるともおうすぐハッチアウト(孵化)する兆候です。
ダイバーの間ではピカチュウウミウシとニックネームで呼ばれる事の多いウデフリツノザヤウミウシです。
昔は冬にしか見られませんでしたが昨今は夏でも見れる様になってきました。
理由は・・・分かりません。
夏しか見れなかったものが冬も見れる様になったのなら温暖化?かとも思いますが。。。
大きく丸いこの物体は??
実はこれヒトデの仲間でマンジュウヒトデと言います。
ころころに丸い体をしています。これも暖かい海を好むヒトデで沖縄には結構居ました。
本州では白浜以北でみた記憶がありません。
ただ丸いだけのヒトデなのですがよ~く観察してみると・・・
こんな綺麗なエビが共生していました。
ヒトデヤドリエビです。
こう言うサプライズプレゼントがあるから通り過ぎてしまってはいけません。
もう少し進んでいくと影が見えてきて
「ん?こんな所に岩があったかな?」と思ってさらに近づきますと・・・
なんとキンメモドキの巨大な群れでした。
もう向こうが見えないほどの密度で群れています。
動画の方がわかり易いのでこちらもご覧下さい。
凄い群れです。
お客様が突っ込んでしまいたくなるのも分かります。
そんなキンメモドキの大群の中にあって一際目立つカラフルな魚が。
フタイロハナゴイです。
なんとも妖艶な色をしています。
船の下まで戻ってきた時にはまたも目を引く美しい魚。
タテジマキンチャクダイの子供です。
大人になっても美しいですが個人的にはこの頃の色が好きですね。
可愛いタテキンに見送って貰ってエキジットです。
やっぱり串本の海は素晴らしいですね。
楽しいファンダイビングツアーになりました。
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大阪北浜ダイビングスクール BLUE LAGOON ダイビングショップ
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