今回フィリピン政府観光省様からアニラオのダイビング観光の発展の為に視察とご意見を頂きたいとの事で日本からは私を含め3名のダイビングショップオーナーと1名の旅行代理店オーナー様の計4名がご招待を受け行って来ました。

私たちが泊ったアイヤナールダイビングリゾートのプールです。ダイビング講習用の深場も装備してありました。

ホテル前のビーチです。深度も十分取れそうです。

客室塔です。非常に快適でした。

ダイビング施設です。客室からの導線はばっちりで利用しやすかったです（シャワーがお湯ならもっと良かったですがこちらは常夏なのでどこも水シャワーのようです）

フィリピンなのでてっきりバンカーボート（アウトリガーのついたフィリピンの代表的なボート）でのんびり行くのかと思いきや、小型でしたがバカっ速のモーターボートでした。

まずは駆けつけ一本

殻長1ｍ超えのオオジャコガイが居ました。

人間と比べてみると大きさが良くわかります。石垣島なども殻の化石？は見られますが生体はもう見る事はできません。

日本では見かけない様な綺麗なホヤが多かったですね。

日本で言う所のアカヒメジでしょうか？現地名は教えて貰えませんでした。

まさに無数のアカモンガラの群れ。アニラオはとにかくどこのポイントに潜ってもアカモンガラが多かったです。もう一生分見たと思います。

こういういかにもリゾートって言う景色も見れます。

クマノミはこのハナビラクマノミに

ハマクマノミ

カクレクマノミ

いわゆる原種のクマノミなどが見られました。あの分だと恐らくセジロクマノミも居ると思います。

ミスジアオイロウミウシSp1

アンナウミウシ

日本の図鑑では判別がつかなったリュウグウウミウシの1種、などマクロ系ウミウシネタも豊富です。

ウミガメにも2度出会えました。この子はタイマイの子供です。

ダイビングが終わった後は・・・

周辺にある観光省公認のリゾートの視察です。

こちらはソリチュードアカシヤリゾートのプールです。イギリスの水中写真家監修のリゾートと言う事でカメラ派ダイバーの使いよさを徹底的に追及したリゾートでした。（ゲストダイバーには全員充電設備を整えたカメラセッティングブースが与えられているなど）

また夜には大型プロジェクターを使ってその日が写真の品評会をする為のルームも整備されていました。凄いですね。

ここを含め2日間で計6か所のリゾートを視察させて頂きましたがお勧めは私たちが泊ったアイヤナールか、このソリチュードと日本人オーナーで日本語も通じるマグダレナです。行かれる方はぜひご参考に。（しかし6件ものリゾートを1度に見学するなどなかなかある事ではありませんので貴重な体験をさせて頂きました。時間を置かずにどんどん見せて頂いたので雰囲気の違いやどこに力を入れているのかなどの差が良く分かり楽しかったです。脳が疲れましたが。。）

2日間のダイビングポイント視察とリゾート視察を終え、3日目はその他の観光スポットにも連れて行って貰えました。

こちらはタアル湖といい、大昔の火山の跡だそうです。1回目の噴火で山が吹き飛んでしまって湖ができてその真ん中から2度目の噴火で島が出来たそうです。どこかで海とも繋がっているようで汽水域の魚も居るらしく現在調査中との事でした。

アマデオコーヒー農場です。

まだ木になっている赤いコーヒーの実

コーヒーの木や実の説明を受けたあと

自分達で豆を焙煎して飲ませて貰いました。自分で作ったコーヒーはまた格別に美味しかったです。

これはフィリピンのファストフード店のジョリビーです。フィリピンのマックみたいなものですがハンバーガーはマックより美味しくチキンはケンタッキーより美味いと言うので楽しみにしていました。ジョリビーは本当にフィリピン中いたるところにあり、空港までの道中で何件見たのかわからないくらいありました。

途中でトイレ休憩した所にもありましたので食べてみようかと思ったのですが朝食からまだあまり時間が経っていないのでお腹がすいていなかった事に加え、ずっと案内役をして下さった観光省の方が空港にもありますよと教えてくれたので皆を待たせるのも悪いと思い行かなかったのですが・・・なんと空港のジョリビーは改装のため閉まっていました。泣
今回の旅で唯一の心残りがこのジョリビーとなりましたが、また来るきっかけにもなったので良しとしておきます。

今回ご一緒して頂いた皆様、案内訳を務めて下さった竹原様および手厚いアテンドをして下さったフィリピン観光省の現地スタッフの皆さまとご招待下さったフィリピン政府様に心からのお礼を申し上げたいと思います。誠に良い旅でした。有難う御座います。
皆さまとまたお会い出来る日を楽しみにしております。

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