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今キビナゴの群れが凄い事になっています。
一刻一刻変化する巨大な群れの様子は何時までも見ていられる位に荘厳です。何時間でも見ていられますね。
静止画だけでは伝わらないので動画でもどうぞ。
そしてついにクロクマ登場です!
クマドリカエルアンコウには白いのと黒いの居るのです。名前が長いのでダイバーの間では白い方を「白くま」黒い方を「黒くま」と縮めて呼んだりするのです。
クマドリカエルアンコウ自体が珍しいレアものですが、見つかる個体のほぼ99%が白くまです。つまりとっても珍しい魚を見つけてまたその1%位の確率でしかお目に掛かれない魚と言う訳です。
これはもう撮りに行くしかありません。
この個体は体長1~1.5cmくらいしかありませんでした。勿論撮影中はどこが眼だか口だか分からずに撮っています。帰って来てPCで見て初めて「こんな顔してたのか」と分かる始末です。
カエルアンコウ類の魚は口の上にエスカと呼ばれる「疑似餌」が付いた棒を持っており、それを顔前で振る事によりそれを餌だと勘違いして近寄って来た小魚をバクッとひと飲みにして捕食する魚です。英語でアングラーフィッシュ(釣り人魚)と呼ばれる所以です。
上の写真を見ると小さいクセにピンク色のエスカを一生懸命振っている様子が見て取れます。
黒くまが人気がある理由の一つがこの綺麗な体色にあります。
真っ黒ボディーに浮かび上がるイエローのドットがまるで煌めく星空の様に見える上、背びれや尾びれ端に浮かび上がる妖しいブルーのグラデーションがまるで銀河系などの星雲に見えると言う、宇宙規模の美しさを持っているのです。素晴らしいですね。
その他これもまた2cmくらいの極小のフリソデエビもお目見えです。
顔をアップにして見ると・・・
ちゃんと目玉あるんですね。可愛い。
ドリーとメガネゴンベの奇跡のコラボ写真が撮れました。ナンヨウハギ(ドリー)はもう少し水温が下がると居なくなってしまいますので撮るなら今がチャンスです。夏にはもっと小さくて警戒心が強く直ぐにサンゴの間に隠れてしまって撮影には苦労しましたが、今は少し大きくなってダイバーやストロボの光にも慣れてきたのか結構出てくれますので撮りやすいです。
やたらとミツボシクロスズメダイが大量に居るイソギンチャクが見つかりました。黒くて地味な魚だと思っていまいたがこれだけ群れると可愛かったです。
動画でどうぞ。
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