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串本でファンダイビングのガイドに行って来ました。
朝1本目のお客様はなんと10歳の少年!10歳からお父さんと一緒にダイビング出来るなんて最高の夏休みの想い出になりますね!
それでは元気に行ってみよ~!・・・
・・・と港を出港したら何やら沖の方で海保の船がたくさん来てて騒がしい。
良く見ると真ん中で貨物船の右舷後部が浸水して半沈し掛かってる⁉
上には報道のヘリなんかも飛んでたのでニュースでやってるかも?と思ってましたが後で聞いたらやっぱりニュースになってたらしいです。
少年にはちょっと器材が大きいので手伝ったりはしましたが基本的には自分一人でちゃんと泳げてました。上手だね!
近場のポイントだったので透明度はそれほど抜けていませんでしたが・・・
入っていきなりシマアジの大群に巻かれて最高でした。この黄色い線が綺麗で美しいです。
メインの根では向こうが見えなくなるくらいのネンブツダイの群れや
マアジの群れ
これまたとんでもない密度のキンメモドキノ群れなどを見て
思わず少年から笑顔とピースがこぼれます。
2本目は外洋便です。外洋へ行く途中で例の貨物船の近くを通りました。後部結構沈んでいますね。夜中の2時にタンカーと衝突したらしいですが船は右側船優先ですから右後部に損傷のあるこの船が悪いと言う事になります。ちなみにタンカーは無傷だったそうです。さすが巨大船は各が違う・・・
外洋まで来るとやっぱり透明度良いですね。
穴の中ではアオブダイがエビにクリーニングして貰っていました。
近場ではあまり見かけないホクトベラ。
綺麗なキンギョハナダイの群れを眺めてEXITです。
3本目は再度近場の浅場にエントリー。
ここは夏場に良くカメに会えるポイントです。今日は居るかな?
何も考えずに普通に泳いで行っていきなり出会って驚かせてしまったらピューっと逃げて行ってしまうので、ここは逸る気持ちを抑えてゆっくり慎重に探しながら泳いで行きます。とにかくカメが我々を見つけるより先に我々がカメを見つける事が重要なのです。
居た、居た、居ました。どこに居るか分かり難いですよね?
これでもカメラは最大ズームして撮っていますので目ではこの倍くらいの距離でカメは4分の1位の大きさで目に映っていますので発見はさらに困難です。実際この距離の時に指さしてもお客様は誰一人どれがカメか分かって頂けませんでした。もうちょっと寄ってみますね。
この位まで来てようやく全員からOKサインが返って来ました。
アオウミガメです。あの甲羅の色が模様ってやっぱりちゃんと擬態になっているのですね。
今回はコチラが先に見つけていますから慎重にそ~っと回りを取り囲んでしまいます。
もうフォーメーションが出来上がってしまったらコチラの勝ちです。カメさんはどっちに行ってもダイバーが居るので泳ぎ出す方向を考えあぐねて固まってしまいます。写真撮り放題です。
もう触れるくらい近くまで寄りましたが逃げませんでした。ラッキー!
その後はストライプが美しいヌノサラシなどを見てEXITです。
長くなりましたので今回はここまで。
Part 2 に続く・・・
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